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モノ作りをしているわたしのはなし


by cheto
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一点ものが多い理由

一点ものが多い理由_f0059987_22505716.jpg

今日、仕上がったバッグ1つ。
1つですよ、ひ・と・つ。
残された日にちが少ないので、自分にノルマを課してるんだけど、
1つはないでしょ!!って、自分に突っ込んでます(-"-)。
作りたい衝動が、わわわわーとあふれてるのに、
実際の手の動きは遅かったりで、
まぁ、こんなもんなんだろうなぁと思いながら作ってます。
作り始める前、簡単なデザイン画を描きます。
ほんと、簡単ですよ。メモ程度のもの。
それに、頭の中で想像した作りが、実際に縫製可能かどうか描いてみます。
ここは、こうなってるから、これをひっくり返して、
ここを縫って・・・って感じ。
だいたい、頭の中で出来上がるのだけど、
どうしても想像できない時は、新聞紙でひな形を作ったり、
要らない布で簡単に縫ってみたりします。
そうすると、その作りに対しての縫い方がよくわかるのだけど、
ひな形を作ったりしたものに限って、
おもしろくないものが出来上がってしまいます。
作る前の期待があまりにも大きすぎて、いざ形になってみると魅力を感じられない。
どうしてだろうかね。
作りたい衝動のまま、一気に仕上げた時のほうが、
「おぉ、これいけるやん!」というものが多いのです。
ということは、そのいうものは勢いで作っちゃうので、
長さも測っていないし、パターンも取っていない。
ということで、一点ものが多くなるのですね。
定番にしたいものは、ちゃんと、あとからパターンを残しますが、
一点ものにしたい場合は、そのまま。
過去には、その時の手の動き、縫い方で出来上がったバッグがあります。
○のモチーフをただただ繋げていくバッグ。
持ち手も○。すべて”まる”。
あれとまったく同じものは作れないですね。
”その時”がぎゅっと詰まったモノ。
いいよね、こんなモノ作りでも。
by cheto | 2011-05-02 23:19